Nos expériences
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みなさんの体験談

人生でいちばん濃かった1ヶ月 毎日が特別で思い出に残る日々でした

人生でいちばん濃かった1ヶ月毎日が特別で思い出に残る日々でした

塚本 奈那(つかもと なな)様
17歳/高校2年生
研修校:
パリ市内パティスリー研修
滞在形式:
ホームステイ
留学期間:
1ヶ月

本⼈のコメント

私は北海道の製菓専門高校に通っており、将来は地元の食材を使用したお菓子屋さんを開くために、フランスで製菓の技術や知識を学びたいと思っていました。そこで、「トビタテ!留学Japan」制度を使ってフランスに1ヶ月間滞在し、語学研修とパティスリー研修(ユーロパン2020見学含む)をしました。
初めての海外ということもあり、出発前は緊張と不安でいっぱいでしたが、滞在中は日仏文化協会のスタッフの方々にも支えていただき、無事に留学を終えることができました。

滞在中にお世話になったステイ先にはアメリカ人の留学生もいたので、休みの日には美術館やヴェルサイユに遊びに行きました。フランス語だけでなく英語に触れる機会もあり、最初は自分の語学力の低さを痛感しましたが、みんなが、私の拙い英語やフランス語にいつも付き合ってくれたおかげで、ボキャブラリーの量が増え、だんだん聞き取れるようになったのが嬉しかったです。語学の勉強はこれからも続けていきたいと思いました。帰国前日の夕ご飯は、私が食べたい物を作ってくださったのがとても嬉しい思い出です。

研修では、julian dechenaudというショコラトリーとMaison Landemaineという洋菓子店で研修させていただきました。特にjulian dechenaudでの研修は本当に貴重な体験で、私はチョコレートにとても興味があったので研修期間があっという間に感じました。ガナッシュを流す作業を見たり、仕込みで使う材料の下準備やチョコレートの包装作業など、沢山の事を学びました。一日中チョコレートに触れたことで、チョコレートの繊細さや素材としての難しさがわかり、チョコレートに対して真剣に向き合う職人の姿に刺激を受けました。
フランス語がわからなくて、指示されたことが的確にこなせない時もありましたが、現場の皆さんは本当に優しくしてくださったので、楽しい気持ちで研修をする事ができ、感謝しています。
Maison Landmainでの研修期間中は、タルトの仕上げや焼き菓子の仕込みや計量など、たくさんの洋菓子に触れることができました。研修の最終日に仕事が上手だとシェフに言っていただき、そう思って頂いていたことがとても嬉しかったです。
研修期間は本当に濃い毎日で、現地の職人の方々のお菓子に対する情熱を肌で感じることができました。

ヨーロッパの石造りの町並みや華麗な景色に何度も感動し、アジアやアフリカ系人種の割合が多く、電車内や街を歩く人々の姿に多文化を感じることができました。この経験が将来お菓子を作る上でのインスピレーションになれば良いなと思っています。
人生でいちばん濃かったであろう1ヶ月は毎日が特別で思い出に残る日々でした。今回の留学で語学や製菓の勉強をより一層頑張り、日本で成長して、またフランスに戻ってきたいです。
語学学校や研修先、ステイ先でフランス人の方の優しさをひしひしと感じることができました。頂いた優しさを忘れず、私も周りの人への感謝に還元していけたら良いと思います。

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