本⼈のコメント

私は小さい頃から鞄や服を作ることが大好きでした。高校生になり、本格的にファッションアー トについて勉強し始めた頃、日本だけでなく海外のファッション文化を見て、学んでみたいという思いが強くなりました。そして憧れの場所だったパリにトビタテ留学JAPANの援助でファッションと語学を学びに行きました。

ファッションアトリエでは主にパターンメイキングを学びました。 私は日本の和服文化にも興味を持っていたのですがその平面的な構成ではなく、体に沿った形を立体的に構成する方法の魅力に改めて気付くことができました。今までは感覚でなんとなく作ることが多かったのですが、計画して作ることの美しさと楽しさに気づき、この学びを自分の作品にも活かしたいと思うようになりました。

美術館や教会、歴史的建造物にも訪れ、フランスの洗練された文化に感動しました。また、ステイ先の家族に連れていってもらったモン・サン・ミシェルの夜景は本当に綺麗でパリとは少し違った開放感を感じることができました。始めはフランス語でのコミュニケーションに慣れず大変な事もありましたが語学学校で習った言葉をその日に使ってみたり、お店の人との会話もとても楽しかったです。

留学を通してファッションの技術を学ぶだけでなく、3週間フランスで日本と違った日常を過ごすことで自分から行動して新しいことを見つける楽しさに気づく事が出来ました。